山奥の陶器の里・小石原に、なぜにイカ?
博多から車で約2時間。
福岡県朝倉郡東峰村の、小石原(こいしわら)。
小石原焼でその名を全国にとどろかす、陶器の里です。
飛びかんなという独特のハリネズミチックな模様が特徴です。
あくまで生活に寄り添った食器を製造してきた小石原焼の素朴な美しさは、「用の美の極地」などと称賛されます。
「用の美の極地」 といえば、イカも素朴で実用的で美しいですよね。
というわけで強引に繋ぎましたが、
1,000米超の山々に囲まれた山奥の小石原の里に、ちょっと不釣り合いな「イカ天うどん」の看板を出す店があり、私イカ所長はずっと気になっていたのです!
こちら、道の駅 小石原。
このすぐそばに、その店はあります。
なぜにイカかは解らないが、とにかく入店
こちらのお店です。
ただのうどんではなく、いか天うどん、と強調。
しかも黄色と黒のハイコントラストな配色で。
誰がどうみても、いか天うどん推し。
海辺のお店ならまだしも、かなりの山の中です。
私がこの近辺を夜に車で走ると、60%くらいの確率で鹿に出会います。
そのくらい、山の中。
では、その店の中に、はじめて足を踏み入れます。
店名 | 食事のさと 小石原 |
住所 | 福岡県朝倉郡東峰村小石原878−1 |
電話番号 | 0946-74-2058 |
営業時間 | 11:00-17:00 |
定休日 | 金曜日 |
静かでゆっくりとした時間の流れる山奥のうどん屋さんの風景
さて、店に入ると3組ほど先客が。
BGMもない店内に、ときどきお客さん同士の話す声が、響きます。
「北の国から」の、”子供がまだ食ってる途中でしょうが!”で有名なラーメン屋さんのような世界観。
ほんの少しも迷うことなく、いか天うどんを注文します。
上の注意書きのとおり、少人数(2名)でお店をまわされていました。
そして上の注意書きのとおり、うどんにしては結構な時間、ボーッと待ったものです。
サックサクのイカ天に、超やさしくて心温まる出汁。
そして少々待ったのちにやってきましたのが、コチラ。
おお、小石原焼のどんぶり。かっこいいねー。
つるつると麺もうまいが、なんといっても出汁が優しくて美味い。
やさしくてやさしくて、涙が出そうになるよ。
そしてイカ天は、あと載せ式か!
イカ天クローズアップ。
デカい。
揚げたて、めっちゃサクサクで美味い。
冷凍のヤツかもしれないし、そうじゃないかもしれない。
美味ければ、どっちでもイイ。
ごぼ天までついてるよ、嬉しいな。
このゴーヤと昆布佃煮が、すんごく美味しかった。
お店のおばちゃんのお手製に違いない。
いか天をうどんにオンしてみる。
のせても美味しい。のせずにそのままでも美味しい。
山奥のいか天うどんは、優しさが心に染み入るオススメ店!
ごちそうさまでした。
とても優しい気持ちになる美味しいいか天うどんでした。
なんで山なのにイカなのか、とかはもう、どうでもいいかな笑。
とりあえずとてもウマかったです、オススメですよー。
では、今日はここまで。
最後まで読んでいただき、誠にありがとうございましたくコ:彡