イカ三昧のアウトドアライフ!秋のくじゅうでイカテント泊【ハイキング・ピクニック・登山】

イカ所長
食欲の秋・スポーツの秋。イカを持ってテント泊登山に出掛けました

葉っぱが色づく秋。空がどこまでも高く、澄み渡った秋。
四季のある日本に生まれてよかったと思うこの時期は、イカを持って登山に行きたくなりますよね。

というわけでイカ三昧のアウトドアライフを満喫しに、イカを持ってお山に出掛けました。

目次

目指すは九州の登山の聖地、くじゅう。ヤリイカの活き造り標高No.1を目指す。

実はイカ所長は過去にもイカ登山を実行したことがありますが、その時は福岡・糸島の立石山という標高200米ちょいの低山。


今回はそれとはワケが違います。
九州の屋根とも言われる九重連山での本格イカ登山

気合を入れて、長者原登山口から山に入ります。

森の中を2時間程かけて、まずはテント場を目指します。

その長い道のり、”トレイルミックス”と呼ばれる行動食で栄養を摂取しながら歩きます。

イカをしがみながらの登山。
吐息から軽くイカの香りがします。

そしてまずはテント場である”坊がつる”という山の中の平地に到着。
ちなみに坊がつるのそばには法華院山荘という山小屋があり、温泉もあります。ビール自販機もあります。
この世の天国です。

ここはあくまで中継点。
いそいそとテントを張り、荷物を思いっきり軽くして、目的の大船山(たいせんざん)へと向かいます。

標高1786メートルで頂く、甘くて透きとおったヤリイカの姿造り。

行き先の大船山山頂は紅葉が超絶美しいのです。
2時間歩いたすぐその後に、今度は険しい山道をドンドン登っていきます。

7割程度登ったところで、展望が開けました。

おおお、渋い色合い!
これは山頂の紅葉、凄いことになってるかもー。

なんて思いながら、その後20分程度で山頂に到着も…

すると山頂ではすでに天気が急変していました。
ガスガスで視界なく、猛烈な強風!そして超絶さむいです。

山頂の池のまわりの紅葉も、ちょっと微妙な感じです。まあこれも美しいですけど。

ちなみにイカ所長が5年程前に同じ場所で撮った写真がコチラ。

まあ、こんなに真っ赤な紅葉にタイミング良くお目にかかれるのは、とっても運がいいことなんです。

さて寒さにうち震えながらも、お腹が減ったので食事にします。

メニューはもちろん、ヤリイカの姿造り

背景が完全に霧に隠れて残念ですが、非日常的な場所で頂くイカは、また格別の美味しさ。
玄界灘のヤリイカの甘みを、九州の天井・くじゅう連山の山頂で頂くしあわせ。

博多 魚蔵さんの凍結イカ姿造り、を活用させて頂きました。

寒いのはまあおいといて、標高1,786メートルの山頂でイカの姿造りが頂けるなんて、素晴らしい世の中になったものです。
どのように山の上にイカ姿造りを持っていくのか、気になる方は下の記事を御覧ください。

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アウトドアならでは、絶品・後造りのイカラーメン。

さて大船山山頂から鼻水をたらしながら、標高1200米のテント場まで戻ってきました。
ひとまず、冷え切った身体を温めたいっ!

というわけでラーメン。
どいういうわけか、山ではこのシンプルな棒ラーメンがとても美味く感じる。

先程山頂で頂いたヤリイカの姿作りの下足やエンペラを切って、ラーメンに投入。
イカラーメンです。
ビールをガブガブ流しこみながらのイカラーメン。火を通してプリプリの下足がいい味出してる。
もう、最高です。

その後、隣接する山小屋・法華院山荘の温泉に浸かり、汗を流します。
ここは500年ほど前に開湯された、九州で一番高所にある温泉。
疲れが吹き飛びます。

お楽しみの、イカ晩酌ナイト。

温泉から出たら、山の夜を楽しむ時間のはじまりです。

とりあえず手始めに、持ってきたいかとっくりをランタンにしてみます。

うん、いい雰囲気ですね。

地元大分の酒、「西の関・手造り純米酒」を熱燗にし、いかとっくりに注ぎます。

もちろんつまみも、イカで攻めましょう。
長崎・五島のアオリイカするめと、富山のホタルイカ素干し

ホタルイカのワタをライターでちょろちょろと炙りながら、
現在過去未来・アレコレ考えたり、あるいは何にも考えずにボケーっとしたり。
そんな時間が、とても愛おしく感じます。

おっと、呑みすぎには注意。
テントに自分の足で戻れる程度にしときましょう、山奥ですからね、凍死しかねません。

鹿の鳴き声が遠くから聴こえてくる中テントに戻り、寝袋に潜り込んでそのまま朝まで意識はブラックアウト。

鳥のさえずりで目覚め、スルメをしがみながら爽やかに下山。

そして日が登り、鳥のさえずりで目を覚まします。
イカのタウリンのおかげなのか違うのか、最高に気持ちの良い目覚め。

すすきの穂が風に揺れる。
コーヒーを沸かして顔を洗い、テントを撤収。
山を下ります。

地上の楽園・坊がつるとは、またしばしのお別れ。

朝露で湿った重いテントをリュックに背負って、
アオリイカスルメをしがみながら麓まで1時間半の道のりをくだり、無事、長者原登山口に戻りました。

イカ登山、イカテント泊。イカアウトドアを皆さんにも猛烈にオススメしたい。

ああ、最高のイカ山行・イカ休日となりました。
少し懸念していた「テント内がイカ臭くなるのでは?」というようなことも一切なく、大変快適でした。タウリン効果で体調もすこぶる良好。

イカの豊富な栄養価が登山で消費する体力を補うという合理性のほか、
イカが登山の楽しさやテント泊のワクワクを倍増させる、という側面もご理解頂けたのではないでしょうか。

イカ所長
皆さんも、とりあえずイカを持ってドアの外に飛び出てみませんか?

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では、今日はここまで。

最後まで読んでいただき、誠にありがとうございましたくコ:彡

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この記事を書いた人

イカ所長のアバター イカ所長 博多イカ研究所 所長
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