サイゼリアのイカの墨入りスパゲッティは、イカ玄人も満足させられるのか?【イカ推しファミレス】

イカ所長
イカに深い理解を示す、イカ推しファミレスをご紹介します

ひとつのお店(ブランド)のパワーで、ひとつのイカ料理を全国に広く知らしめた、という点では、
もしかしたらこのお店が、日本一の功績を挙げているのかもしれない。

サイゼリヤ。
店舗数は1,500を超える、みなさんお馴染みのカジュアルイタリアンファミレスチェーン店です。

サイゼリヤでイカといえば、アレしかないでしょ。

目次

なんと、30年も続くこだわりメニュー

そうです、コレです。

【イカの墨入りスパゲッティ】
メニュー名に、きっとイタリア語だと思われるルビが。

Spaghetti “NERO DI SEPPIA”
スパゲッティ・ネロ・ディ・セピア


ネロ・ディ・セピア=イカの墨、ってことだろう、きっと。
セピアって、セピア色のセピア、かな?
(後でググッたところ、推測どおりでした。セピアという単語だけで、イカの墨という意味だそうです)

古代ギリシャ語のσηπία(sēpia、コウイカの意)が語源。地中海沿岸地方では古代よりイカが食材にされるとともに、イカの墨がインクとして使用されていた。イカ墨には悪臭があって色あせしやすいためにインクとしてはその後一旦使用されなくなるが、近世にはイカ墨をアルカリで溶かしたあと塩酸で沈殿させ、それを乾かして茶色の顔料として使うようになった。これが西洋全般に広まるようになる。それとともに”sepia”という単語はイカ墨やその顔料、そしてその色をも意味するようになる。

19世紀末になり、セピアのインクが新聞や雑誌の印刷に使われるようになるとこの色が人気になり、この黒っぽい茶色のモノクロ写真(セピア調の写真という)も現像されるようになる。

イカ墨の色素の主成分はメラニンである。しかし現在市販されている絵具などの顔料として用いられるものは、酸化鉄や酸化マンガンを含む顔料等から作られたものである。

Wikipediaより引用

そんな雑学も学べて、お値段たったの500円

こちらのキッズメニューをよく御覧ください。

右下のほうをよく見ると…

なんとキッズメニューでもイカ墨スパゲティ推し!

幼少の頃から刷り込んでイカ好きにさせよう”、というサイゼリヤさんのイカ推し理念がしっかりと伝わります。

オリーブオイルちょい足しで、美味しさ3倍アップ!

やってきました、セピア色に照り輝くスパゲッティが。

イカの身もしっかり入っています。

そして通は、このままでは決して、頂かない。
エクストラヴァージンオイルをポタポタッと、垂らさんですかっ!!


すると美味しさ激増!
これ、サイゼリヤさんの公式HP公認の情報ですからね。
https://www.saizeriya.co.jp/selection/italia/popup03.html

うん確かに美味しさが増した!
ワインが飲みたくなる。

そんな、ものすごく高級な味ではなくて、親しみやすい美味しさです。
家でなかなか作ろうと思わないイカ墨スパゲティですが、
ワインと一緒に手軽にお安く楽しめるなんて、最高じゃないですかホントに。

サイゼリヤさんは”間違いなくイカ推し企業”と認定!

というわけでサイゼリヤさんのイカ墨入りスパゲティを頂きましたが、美味しかったです。ムフフ。

30年もイカ墨とともに歩み続け、
またさらに幼子にイカの魔法をかけようとするサイゼリヤさんのその姿勢は、イカ推し以外のなにものでもありません。

サイゼリヤさんにはイカ推し認定を、与えたいと思います。(←何様)

では、今日はここまで。

最後まで読んでいただき、誠にありがとうございましたくコ:彡

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この記事を書いた人

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