【徹底比較】実録！名店食べ比べ・呼子編⑥イカの活き造り【いか道楽】

イカ所長

名店の「イカの活き造り御膳」
ばかりを食べ比べするシリーズ
呼子編・その⑥！

今回ご紹介するのは、”新さが百景”なるもに選定されている呼子大橋を渡った加部島の海辺にあるいか道楽さん。

この辺りの海沿いの道は、本当に気持ちいいです。

【呼子のイカの名店　いか道楽の基本情報】

店名	いか道楽
住所	佐賀県唐津市呼子町加部島3606
営業時間	10：30～17：00
定休日	水曜日
電話	0955-82-5539
HP	https://www.ikadoraku.co.jp/shop.html
備考	【4月1日～11月30日】 10：30～17：30 ※16時30分までにご入店下さい。注）新型コロナウイルス感染の影響により、当面の間下記の通り時間短縮にて営業します。また、新型コロナ感染状況により、予告なく、早く閉店する場合がございます。ご了承ください。土日祝日営業時間 10：30～17：30 （16：30までにご入店ください。）平日 10：30～16：30 （15：30までにご入店ください。）

到着したのは、土曜日の1３時を少しまわった頃。

呼子のイカを出す多くの店では、この時間は混雑を極め、かなりの待ち時間を強いられるのではと思います。

が、この店は少し離れた加部島にあるためか、この時間でも待たずに入店できました。大体8割位の席が埋まっている感じでした。あとから来るお客さんも、とくに待たずにすぐに入店出来ている様子です。

靴を脱いでお座敷席にあがります。
安心してお子さんを連れて来られるからか、待ち時間のことをあまり考えなくて良いせいか、大所帯のご家族客が多い印象。

ちびっ子連れのお客さんが入店してきたらその度に、
少しお年を召したおねえさん店員さんが、ものすごい猫なで声に変化します。
店員さんが皆さん、とても親切であたたかいんです。

有線からは80sの歌謡曲が流れ、なんだか実家みたいな空気感？

家族連れなら、待たずに入れるし居心地いいし長居してもイヤな顔されなさそうだし、良い選択肢ですね。鍋島はじめ佐賀の日本酒の品揃えもよかったので、イカをつつきながらまったりシーサイド昼宴会、など最高だと思います。

道を挟んですぐに綺麗な海。呼子港のすぐそばと比べて、この辺りの海は抜群の透明度です。防波堤に座って写真を撮ってる人もたくさん。最高の開放感です。

そしていつものように、この店のスタンダードメニューを注文します。
「いか活造り定食」。お値段3,300円（税込）は、呼子界隈の他のお店に比べ、ちょっと高め？

いかしゅうまいは２種類。ノーマルのいかしゅうまいと、イカ墨いかしゅうまい。イカ墨いかしゅうまいは、噛むと中が真っ黒なんでちょっとビックリしますが、とても美味しいですよ。

中程度の標準サイズのイカ。

完全に、透きとおってます。

甘みも割とダイレクトに、グイっとやってきます。

店の前の透明な海に店から伸びるぶっといパイプが突き刺さっており、２４時間循環してるそうです。透明の美しい綺麗な海水の中で暮らしていると、イカも透明で美味しくなる、のか。

天ぷらはほとんどフリットのような、ふわふわ系です。少し好みが別れるかな？やさしい味わいの天ぷらです。

心癒されました。

ごちそうさまでした。

呼子の他店と比べるとちょっと離れた場所にポツンとあるので、比較的混雑を避けて入れるお店です。

かつ、店員さんの温かいおもてなし・優しい気遣いに心癒される。

しかも、イカが気持ち良いと感じる環境整備のせいか、イカのポテンシャルは最大限引き出され、すこぶる透明で、甘くてうまい。

これはなかなかの穴場です。軽くレトロな感じも、”これぞ旅の醍醐味！”と捉えるような感性豊かなあなたには、自身を持ってオススメ出来ます。
いか道楽さんは、ほっこり温かいおもてなしで甘く透明なイカを提供される、穴場の名店です。

イカ所長

それでは、
イカメーターを作動いたします。
せいっ！

イカ研名物☆イカメーター

商品名称	いか活き造り定食
金額	3,300円（税込）
内容	いか活き造り（下足天ぷら）、小鉢、いかしゅうまい、茶碗蒸し、ごはん、みそ汁、香物、デザート
透明度	★★★★★ 透明感バツグン
甘み	★★★★☆ やさしい甘みに心洗われる
イカの大きさ	★★★★☆ やや大きめ
後造り	★★★☆☆ ふんわり系の天ぷらは好き嫌いが分かれるか
イカ以外（付け合せ）	★★★☆☆ 茶碗蒸し付きなのが嬉しい
総合	★★★★☆ 昭和感漂うもののストレス度ゼロの穴場、イカも最高クラス