ばかりを食べ比べするシリーズ
博多編・その③!
今回ご紹介するのは、博多駅から徒歩で20分・車で5~7分の距離にある、河太郎 中洲本店さんです。
イカの活き造りの発祥といわれ、全国的な知名度を誇る、イカ活き造りの代名詞的な存在の有名店です。
【 博多のイカの名店 河太郎 中洲本店の基本情報 】
店名 | 河太郎 中洲本店 |
住所 | 福岡県福岡市博多区中洲1-6-6 |
営業 時間 | 昼の部 11:45~14:30(L.O.13:30)予約は11時45分のみです <月~土> 18:00~22:00(L.O.21:15) <日・祝日> 17:00~21:00(L.O.20:15) ※食材の仕入れ状況により、閉店時間を早める場合があります。 ※ランチタイムのご予約時間の指定は、11:45のみとなります。 (12:30や13:00といったご予約は受付けかねますのでご了承ください。) |
定休日 | お盆・年末年始 |
電話 | 092-271-2133 |
HP | http://www.kawatarou.jp/nakasu/ |
備考 | 地下鉄 中洲川端駅 徒歩7分 / JR博多駅 車5分 |
【 博多のイカの名店 河太郎 中洲本店の混雑・待ち時間情報 】事前予約がオススメ!
入店したのは、平日・金曜日の11時45分・開店直後です。さすがに並ばずにすんなりと入ることが出来ましたが、それでも同時に入店した他のお客さんも3組いました。
そして直後から、一気にお客さんの入店が続いていました。
休日の混雑を想像すると恐ろしい。これは、予約しとくのがベターですね。
【 博多のイカの名店 河太郎 中洲本店の店内の様子】オトナの街・中洲の、オトナが楽しむためのお店
重厚な外観が素敵です。
店内は若干の古めかしさはあるものの、なんというか海辺の割烹に来ましたよー、という雰囲気が出ててとても良い。
とはいえエンタメ的というよりは、オトナの粋を追求してる感じ。
このお店がある辺りは、中洲の中でもいわゆるオトナのお店が密集している歓楽街エリア、です。客引きのおニイさんもたくさんいたりして。
そいういうこともあり、またお店の雰囲気もオトナ向けであるため、ご家族でのご利用は少し微妙なのかもしれません。
まあそんなこんなで、1階の生簀を囲むカウンター席に案内されます。
中洲のおネエさまと同伴とか、お忍びデートとか、そんなシーンにもすごくバエそう。すみません。。。
【 博多のイカの名店 河太郎 中洲本店の料理】シンプルで、堅実な美味しさ
こちらがランチタイムのお品書きです。
イカ所長はいつものように、定番のイカ活き造り定食を注文します。
注文後すぐに、段取りよく小鉢がはこばれてきました。
もずく酢と、イカの沖漬け。
茶碗蒸しやイカシュウマイも堅実にウマい。香の物も含め、全体のバランスが非常に良いのですよね。洗練されて上品。
【 博多のイカの名店 河太郎 中洲本店の感想】清涼感推しのスケルトンイカ
さてお待たせいたしました、イカのお披露目です。
すごい、透明です。めっちゃテンションあがる。
身もちょうど200gのサイズに見えます。小さいサイズではないので、その甘さにも期待大!
身を頂くと、、、うん、歯応えはすっごくコリコリポリポリと活きが良いのですが、
甘さが、旨みが、味が、あんまり感じられない…。
この感想については、同じ河太郎さんの呼子店や博多駅店でも、ほぼ同様に感じました。
すっごい爽やかであっさりサッパリ。これはこれで凄く良いのですが、これまでに色んなお店で食べて感動してきた、ケンサキイカのあの口の中に広がるまったりした甘さ、はない。
ひとつの要因として、醤油が他の店の甘い九州醤油に比べると、生醤油のような大豆の香り豊かでキリッとしたしょっぱさを感じるものだったから、というのも考えられます。イカの甘みを醤油とのマリアージュによってブーストさせる、という大多数の九州の店のスタイルとは違うのか?観光客に大人気の店ゆえに、関東はじめ県外の方の好みにあうよう最適化されているのか…?
しかし、醤油だけが要因でもなさそう。
イカの身だけで食べたり、塩をちょっと付けてみたり、塩レモンで食べたりと、なんとか甘さを引き出そうと試みましたが、やはり甘みはわずかしか感じず。同点のパンフレットに書かれていた”まったりした甘み”が、探してもみつからない。
さて気をとりなおして、天ぷらです。
天ぷら、美味しいです。さつまいもも付けてくれて、イカの身のプリプリ感も際立って。
さきほどの刺身を食べた際のモヤモヤを引きずりながらも、大変美味しく頂きました。
デザートのパンナコッタで口中もスッキリ。
ごちそうさまでした。
【 博多のイカの名店 河太郎 中洲本店のまとめ】
全体的にホントによかったのだけど、イカの身の美味しさだけが、ちょっと伝わりにくかった。
ちょっと厳しい評価になってしまいますが、これが今回の正直な感想です。
コリッとパリッとキリッと、キレのある清涼感はすごく伝わってくるのです。
しかし上述の醤油問題も起因しているのか、イカの活き造りを食べるときのあの感動…あっまーい!という驚きは、感じられないのです。
あのセクシーな甘さこそが、私の求めていることの全てなのに。どうしたことか。
とはいえ河太郎中洲本店さんは、博多にいながら呼子の爽やかな最高に活きの良いイカと、安定の美味しいお料理、そして雰囲気溢れるオトナの割烹の雰囲気が楽しめる名店です。
イカメーターを作動いたします。
せいっ!
イカ研名物☆イカメーター
商品名称 | いか活造り御膳 |
金額 | 税込3,080円 |
内容 | いかの活き造り/いかしゅうまい/小鉢/茶碗蒸し/ご飯/汁物/香の物/後造り |
透明度 | ★★★★★ 抜群の透明度! |
甘み | ★★☆☆☆ う~~ん、甘さを感じないのが逆に不思議。 |
イカの 大きさ | ★★★★☆ 標準的な大きさ |
後造り | ★★★★★ しっかり良い感じに揚がってます。さつまいも一個サービス付き、ラッキー☆ |
イカ以外 (付け合せ) | ★★★★☆ シンプルだがちゃんと美味しい |
総合 | ★★★★☆ 上品で全体の完成度がとても高いのだが、肝心のイカの味だけ、ホントに残念! |
では、今日はここまで。
最後まで読んでいただき、誠にありがとうございましたくコ:彡