一緒に楽しみたい宗像のオススメ観光スポット案内!
宗像に来たなら。イカの活き造りは是が非でも食べて頂きたいところですが、観光を楽しまずにそのまま帰ってしまうのはあまりに勿体ない。
宗像にはそれほどメジャーでないにも関わらず、一級品の素晴らしい観光スポットが存在します。
今回はそんな素敵な観光スポットを、ご紹介していきます。
【福岡・宗像】活イカと共に楽しむ観光スポット【道の駅 むなかた】超人気!全国ランキングTOP10入り常連の道の駅
まずはじめにご紹介するのは、イカの活き造りのお店が立ち並ぶエリアからすぐ近くにあり気軽に立ち寄れる「道の駅 むなかた」。
ここ「道の駅むなかた」は、道の駅の全国人気ランキングでTOP10入り常連・九州ではTOP3常連、という超人気の道の駅なのです。広い広い駐車場が、いとも簡単に満車になってしまいます。
人気の秘密は、やはり海の幸、でしょう。鐘崎港からすぐ近くという立地を活かし、海産物の品揃えがとても豊富でワクワクします。
海産物コーナーだけで全体の3分の1程度を占めます。鐘崎港から上がった新鮮な魚介や、干物などの加工品、あかもくやわかめなどの海藻類など、見てるだけで本当に楽しい。
イカ所長的には、やっぱり気になるのはイカ。鐘崎港で水揚げされた高級イカ=ヤリイカ(ヤリイカは地方名。正式にはケンサキイカ)の一夜干しが美しい。
ちなみに鮮魚を捌いてくれる調理コーナーもあり、大人気。午前中は新鮮なお魚を求め、ワッサワッサと人が押し寄せます。ライブ感たっぷりの店内アナウンスや、生産者の想いが伝わる魅力的なPOPで、買い物気分も煽られついつい買いすぎ!笑
イカ好きの皆さんのためのサービスショット。ほら、イカの塩辛もたくさんありますよ。
この他、お食事処の「おふくろ食堂はまゆう」では、海鮮丼など新鮮な魚介を軽い感覚で味わうことが出来、賑わっています。
宗像にきたら、「道の駅むなかた」に是非!
【福岡・宗像】活イカと共に楽しむ観光スポット【宗像大社】近年は強力パワースポット・高宮斎場が密かなブーム
続いては今も昔も、宗像といえばココは外せない、宗像大社。
福岡で生まれ育ったイカ所長としては、宗像大社といえば”車のお守り”のイメージ。
今でも、ちょっと年配の方が運転されている自動車を良く見てみると、後方のバックウインドウの隅のほうに宗像大社の交通安全ステッカーが貼ってあったり、お守りがの車内フロントガラス内側に吸盤でくっついてブラ下がっていたりするんじゃないでしょうか?
そんな交通安全の守り神のイメージだった宗像大社ですが(イカ所長の個人的感想です。。)、2017年には「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群、の構成資産のひとつとして世界遺産に登録され、その歴史的・文化的価値があらためて評価されています。
境内にある神宝館では、沖ノ島神宝(8万点の国宝)を中心に、宗像大社に伝承されてきた重要文化財などが収蔵展示されています。国宝だらけの、本当に凄いところなのですよ。
また別の角度から、近年にわかに脚光を浴びているスポットがあります。
それが、高宮祭場。
本殿から奥に奥に、進みます。
ズンズン進み、急な階段をいくつも超えて
神聖な雰囲気漂う森の中を、無心に歩き進むと…
高宮祭場の案内板に到着しました。
沖ノ島と並び、宗像大社境内で最も神聖な場所、とされている高宮祭場。
岩や木など、自然をはじめとする万物に神々が宿るという神道の根源である自然崇拝を今に伝える、全国でも稀な古代祭場、ということです。
そこには立派な社が建てられているわけでもなく。感嘆するような精緻な人工物があるわけでもなく。
ただ、木があり、岩が並べられているだけの場所。
この八百万の神を崇める原始的な祭場に、神聖で特別なパワーを感じ取り、訪れる人が近年、絶えないのです。
パワースポットとかスピリチャルなんて興味ないよ、という方も…
この場所に来て、静かな森の中でピーチクパーチクいう鳥のさえずりや風で木々の葉っぱが擦れ合う音の中に身を置いていると、遠い遠い過去と現在とが、あるいは木や岩や鳥といった自然と自分自身とが、全てひとつに繋がっているような感覚を得られるかもしれませんよ。
是非訪れてみてください。
【福岡・宗像】活イカと共に楽しむ観光スポット【大島】フェリーでプチ船旅、知る人ぞ知る絶景の島
観光スポットとして猛烈にオススメ出来る素敵な場所なのに、福岡県民でも以外と知らない人が多いのが、この大島。
大島は、福岡県最大の島。その大島へ渡るには、船に乗るしかありません。
こちらの 神湊港渡船ターミナル が、その航路の出発点です。
船旅は楽しい。
約25分、クーラーの利いた客室の中で過ごすのも快適ですが、オススメはやはり展望デッキでしょう!
自動車・バイクも積載可能です。(旅客のみの船もありますのでご注意を)
広い大島を満喫するには、トレッキングのようなアクティビティを前提で島に乗り込むか、または自動車やバイクでの乗り入れも、強くオススメしたいところです。
というのも、大島の港近所に限定してしまうと、せっかくの大島の魅力を満喫出来ないかと思いますので。ちょっと足を伸ばしたところに凄いスポットがあるわけ、ですよ。
へー、こんな近場でこんなに充実した観光が出来る場所があったのか!と、きっと驚かれることでしょう。
はるか海を望む小さなお社は、沖津宮遙拝所。
実は宗像大社の構成要素の一部、なのです。
宗像大社は沖津宮、中津宮、辺津宮の3宮からなり、宗像3女神を祀っています。
辺津宮 が宗像大社として一般的によく知られている、道の駅むなかたの近くの大きな神社です。
そして中津宮はこの大島に、あります。大島のフェリーターミナルから十分歩いていける距離ですよ。是非行ってみてください。
3つめの沖津宮とは、あの海の正倉院ともいわれる沖ノ島、なのです。沖ノ島は女人禁制、神職以外は立ち入りが許されていません。そこでココ、 沖津宮遙拝所 からお参りするのです。ロマンチック!
さらにフェリーのターミナルから軽い気持ちではとても歩いていけない島の反対側には、スーパー絶景スポットがあります。
こちらは、 風車展望所。ポコンと盛り上がっているのは砲台跡。
草原が広がり、とても開放的な雰囲気。牧場もあります。
砲台跡は、日露戦争時のものです。
上の写真にみえているのは日露戦争の慰霊碑。
実は日露戦争と大島とは、深い関係があります。
日露戦争での日本海海戦において、東郷平八郎元帥率いる日本艦隊とロシアのバルチック艦隊とが沖ノ島沖で激しく衝突しました。
大島には多くのロシア兵の遺体が流れ着いたそうですが、島民はその遺体を敵国ながら丁重に葬った、とのこと。
そのような悲惨な出来事を繰り返さぬよう願いを込めて、両国の戦没者を追悼する慰霊碑が建てられました。
満喫した後は、大島から神湊へ、帰りのフェリーへ。
グッバイ、大島。
たった25分の船旅ですが、この旅情がなんとも堪りません。
【福岡・宗像】活イカと共に楽しむ観光スポット まとめ
イカがでしたでしょうか?
広く知られていないだけで、素晴らしい観光スポットが盛り沢山の宗像エリア。ただ景色が良い・映える、といったスポットとは一線を画し、歴史・伝統・神聖さといった深みがあり、「没入して体感することが楽しい」そんな味わいがある観光スポットばかりで魅力たっぷりです。
そして観光の前に、または観光の後には、
潮風を感じながら、是非透明で甘いイカの活き造りを楽しむのを忘れずに。
では、今日はここまで。
最後まで読んでいただき、誠にありがとうございましたくコ:彡