イカ所長…イカ専用のお酒、見つけてしまいました。
フフフ、これはすごい…（よだれ）。
インターネットで取り寄せて、イカ活き造りと一緒に飲んでみた感想をお伝えしていきます。
【竹葉 イカ純米を飲みながらイカ活き造り】オンラインショップで購入可
竹葉 イカ純米は、数馬酒造さんのオンラインショップで購入できます。
生産者の理念やこだわりを感じさせる読み物も多く、知的好奇心が煽られる素敵なHPです。
是非のぞいてみてください。
【竹葉 イカ純米を飲みながらイカ活き造り】能登の原材料で醸し、能登の食材と合わせるために造られた！
素敵なラベルです。いかの文字をあしらった泳ぎイカが可愛い。
原材料は米・米麹のみ、精米歩合６０％の純米酒です。常温での保存OKです。
こちらの竹葉 いか純米は、数馬酒造さんが手掛ける地域食材特化シリーズのひとつとして発売されたもの、だそうです。
地元である能登の食材を使って、地域資源を最大限に活用した酒造りを行いたい、という想いに基づき、地元の食材と合わせたお酒を造るというテーマで造られたとのこと。
「竹葉 能登牛純米（のとうしじゅんまい）」というのが第一弾で、第二弾が「いか純米」です。他にも牡蠣をテーマに造った「Chikuha Oyster」があります。2021年11月には、ジビエをテーマに造った「竹葉 gibier純米」も登場するそう。
数馬酒造さんのある石川県・能登町には、イカの水揚げで有名な小木港があって、日本三大イカ漁港のひとつに数えられるほど、イカ漁が盛んなのだとか。
その小木地区の地域活性化をするプロジェクトの一環として、小木に東京大学の学生さんが滞在したことが、「いか純米」誕生のきっかけになったそうです。
【竹葉 イカ純米を飲みながらイカ活き造り】キャスティング紹介：from博多/ケンサキイカ活き造り
まずはイカ活き造り。いつもなら地方名で「ヤリイカ活き造り」と呼ぶところですが、今日は石川県からのゲスト（酒ですけど）ということで、紛らわしくないように「ケンサキイカ活き造り」と呼びます。
ちなみに九州のイカの地方名など、知りたい方は下の記事をどうぞ。
今回は自宅でのペアリング大会ということで、お取り寄せのイカ姿造りを活用させて頂きます。
下の記事の、博多 魚蔵さんのイカ姿造りを取り寄せました。
冷凍とは思えない、活きたままのイカを再現したような姿造りが楽しめます。
【竹葉 イカ純米を飲みながらイカ活き造り】キャスティング紹介：from長崎・五島列島/水いか内蔵塩辛
この小皿に入ったトロトロの物体が、水いか内蔵塩辛です。
塩辛にしては珍しい、ミズイカ（地方名です。一般的にはアオリイカ）を原材料に使っています。しかも、内蔵のみ。
しかも、しかも。原材料はミズイカの内蔵と塩、のみ。
濃厚な内蔵の旨み・香りを持ちながら、非常にクリアな味わいがクセになる塩辛です。
酒盗にわりと似ています。
苦手な人は絶対に苦手でしょうが、左党の方には中毒性のある危険物！
【竹葉 イカ純米を飲みながらイカ活き造り】北陸のイカ専用酒は、九州のイカとマリアージュ出来るのか？！
この竹葉 いか純米、石川県・能登の小木イカに最適化され、イカのネットリ感に合わせた味に調整しているとのこと。
小木イカといえば、多くはスルメイカ。あるいはアオリイカ。
よりキレのある甘みで清楚感のある玄界灘のケンサキイカと合わせるならば…
…よし、冷でスッキリと頂いていこうではないか。
ではでは。
お楽しみの時間のはじまりです。
頂いてまいりましょう。
まずはお酒単独で、頂いてみます。
…うん。いいですね！
全体的にスッキリしつつも、かつ蜂蜜を思わせるようなトロリと甘く、豊かな香り。
では、ケンサキイカの活き造りとペアリングしていきます。
イカを口に含んだ状態でいか純米を流し込むと…
いか純米のとろりとした甘みが、口の中でさらに大きく膨らんでいく。
イカの甘み・旨みを、ブーストしている。
いか純米が、イカの刺し身＆九州の甘口刺身醤油とマリアージュして、
旨みをぐいぐい、ぐいぐいと、増幅させていく。
お次は、水いか内蔵塩辛とペアリング。
こちらは先程の刺し身の時とはうってかわって、
内蔵の強いクセが酒の酸味に包み込まれ、カドが取れ、調和してまる～くなる。
内蔵塩辛の猛る個性をキャッチして、包容していなします。
ちょいと水いか内蔵塩辛をつまんで、くいっとひとくち、いか純米を流し込む。
…こんな調子で、チビチビと永遠にやれそうな気がします。
後造り。下足とキノコを炒めました。
香ばしく焼けた醤油の香りをまとったイカ。
いか純米のふくよかで甘い香りと、軽く焦がした醤油・イカの焼けた香ばしさとの、絶妙なコントラストが楽しめます。
【竹葉 イカ純米を飲みながらイカ活き造り】まとめ
イカ所長竹葉 いか純米、美味しく頂きました。
北陸のイカに最適化された日本酒だけに、九州のケンサキイカとのマッチングは果たしてどうなんだろうか、と心配しておりましたが、
なんの。
なんの心配も無用でございました。大変美味しく頂きました。
皆さんも一本、どうですか。
では、今日はここまで。
最後まで読んでいただき、誠にありがとうございましたくコ:彡
