イカ明太の研究です!その⑪
”イカ明太”をご存知ですか…?
博多名物として有名かと思いきや、全国的な知名度は辛子明太子の影に隠れてまだまだ低いように思います。
ただ、実際に食べてみるとビックリする程美味しい、イカ明太。
この素晴らしい博多名物をもっとたくさんの人に知って頂くために、おいしいイカ明太を紹介していきます。
今回ご紹介するのは、長崎県の離島・壱岐の、本尾海産さんのいか明太です。
【本尾海産 いか明太の 買える場所 】壱岐物産展や、一部スーパーに取り扱いあり。
本尾海産 いか明太 は、長崎県・壱岐の本尾海産さんが製造・販売されている商品です。壱岐は福岡市から船で2時間程度の位置にある離島です。
イカ所長は割と最近まで、壱岐とは福岡県に属するものだ、とすっかり思い込んでいました。だって福岡市からのアクセスが便利で、壱岐の方もきっと福岡が馴染み深いと思うんですよ。
しかし一応、長崎県、に属するということは覚えておきましょう。
塩辛のみならず、壱岐名産の海藻・かじめなど、いろんな種類の海産物を得意とされている本尾海産さん。
不定期に福岡市内の各所で開催される壱岐の物産展などの催事で、 本尾海産 さんの商品が手に入れられることが多いです。
また、天神バスターミナル地下1階の食品スーパー・レガネット等、一部スーパーでも取り扱いがあります。
一番確実なのは、船にのって壱岐に行くこと、ですね。
お値段は、120g入りで850円(税込)。
【 本尾海産 いか明太 の 包装・パッケージ 】大容量の120g入り。
ビン詰めでどっさり120g入り。もう少し小容量の瓶も販売されているようです。
海産物のお土産にありがちな、無骨で荒々しさを感じるパッケージデザインが香ばしいです。
【本尾海産 いか明太 の 価格・保存方法・原材料 】賞味期限ながく保存性、高い。
メーカー | 本尾海産 |
商品名 | いか明太 |
値段 | 850円(税込) |
内容量 | 120g |
1gあたり円 | 7.08円 |
販売時の状態 | 冷蔵 |
賞味期限 | 3ヶ月?(推定) |
イカの産地 | 不明 |
イカの種類 | 不明 |
イカの部位 | 不明 |
コストパフォーマンスは他のイカ明太メーカーとそれほど変わりません。
瓶詰めで、賞味期限が長いのが特徴。
イカの産地や部位については表示がなく、不明でした。
【 本尾海産 いか明太の 食べてみた感想】安心のふくやクオリティ
お皿に取り出してみました。
イカの身に、切り込みが入っているのがわかるでしょうか?
…なんというか、かっぱえびせん、みたいな。
味のノリを良くする工夫なのか、食感に関する工夫なのか。
イカは小さめに切られ、粘度の高い水飴状の液体と絡み合っています。
では頂きます。
あ。最初に少しピリッと辛味が訪れる。
しかし、どちらかというとそれよりも、後からやってくる甘さのほうが、結局強く主張してくる。
イカの身の旨味は、甘辛タレの主張が強くて、もはやあんまりわからない。
イカは柔らかく、イカ刺しのような食感とは程遠い。
明太の粒感がやたら残る感覚があったので、原材料表示を確認してみたところ、ししゃもの卵も入ってるみたいですね。それだ。
…ではイカ研究所名物・イカメーターで解析して、結果を発表いたしましょう。
【本尾海産 いか明太 】まとめ
イカメーター(イカ明太ver.)、ドン!
イカ研名物☆イカメーター(イカ明太ver.)
辛さ | ★★★☆☆ パンチはあるが、強い甘みにかき消される |
うまみ | ★★☆☆☆ 調味料が強すぎる感がある |
食感/歯応え | ★★☆☆☆ イカらしい食感を求めるのならば、ちょっと期待はずれ |
イカ感 | ★★☆☆☆ 調味料強く、イカの存在意義が揺らぐ |
総合評価 | ★★☆☆☆ イカの良さは伝わらず。ストロングな味つけが舌に残る。 |
本尾海産 いか明太さんのいか明太、ご馳走様でした。
同じ本尾海産さんの塩辛(とくにイカ柚子)はとても美味しかっただけに、正直、ちょっと残念!
イカ本来の甘みよりも、ストロングでちょっとケミカルな、ジャンキー系の味わい、というのが素直な感想。
本尾海産 いか明太は、ご馳走系ではないものの、お行儀悪くガッツガツ食べたくなるワイルドないか明太、でした。
では、今日はここまで。
最後まで読んでいただき、誠にありがとうございましたくコ:彡