イカ所長イカ明太の独断ランキング！
知ってそうで良く知らない。食べたことありそうで食べたことない…。
本来のポテンシャルに比して、けっこう地味なポジションにあるような気がしてモヤモヤする、、、そんなところも含めて愛らしい、我らが”イカ明太”。
そんなイカ明太にスポットを当て、イカ明太の美味しさを一人でも多くの方に知ってもらいたいという祈りをこめて、独断で決定したランキングを発表してまいります。
博多土産のエースになり得るその実力、是非知って頂きたいです！
【イカ明太ランキング！】イカ明太は、博多みやげの”隠れた定番”！
博多駅周辺には、大袈裟ではなく本当に数え切れないほどの辛子明太子やさんが存在します。
特に代表的なところでは博多駅構内のお土産名店街「デイトス」や「マイング」、博多駅に隣接する百貨店「博多阪急」、その他、あちこちに点在するお土産セレクトショップにても、もはや明太子の取り扱いが無いお店を探すほうが難しいほど。
１０社以上の名だたる明太子ブランドが競い合っていますが、そのような辛子明太子ブランドの殆どが、イカ明太を作って販売しているのです。
100グラムちょっとの1週間食べきりサイズで、価格はだいたい1000円前後で設定されていることが殆ど。とても手頃ですよね！パッケージのサイズもコンパクトなので、かさばることもありません。
そんなイカ明太ですが、中身は想像どおり、イカの身と明太子を和えたもの、です。シンプルですが、イカの身の歯応えや明太子の味わいや配合バランスにより、各社それぞれの個性が現れて面白いのです。
今回、当博多イカ研究所では、短期間に10種類のイカ明太を食べ比べました。その結果、特にオススメしたいイカ明太をランキング形式で発表させて頂きたいと思います。個人の感想であり独断ではありますが、ご参考にして頂ければ幸いです。
【イカ明太ランキング！】第４位！【ひろしょう いかめんたい】
第４位は、”ひろしょう いかめんたい”。
| 辛さ | ★★★★☆ グイグイ攻めてくる辛さ |
| うまみ | ★★★★☆ 水分量少なめで明太がイカにモッソリまとわりついているためか、うまみ濃厚 |
| 食感／歯応え | ★★★★☆ 甚だコリコリ。イカのミミのみを使用してるんですって。明太の粒感すごい |
| イカ感 | ★★★☆☆ 良くも悪くも、イカの匂いが口に残る感あり |
| 総合評価 | ★★★★☆ 味の主張が強く、これはきっとお酒がすすみます |
| メーカー | ひろしょう |
| 商品名 | いかめんたい |
| 値段 | 1080円（税込） |
| 内容量 | 150ｇ |
| 1gあたり円 | 7.2円 |
| 販売時の状態 | 冷凍 |
| 賞味期限 | 冷蔵12日 |
| イカの産地 | 不明 |
| イカの種類 | 不明 |
| イカの部位 | イカのミミのみを使用 |
イカのミミ部分のみを使っているとのことで、コリコリとした心地よい歯ごたえ・噛みごたえがあります。
明太子の粒感も、味の主張も強く、非常にリッチな味わいです。刺激的な辛さも良いインパクトとなっています。
稚加榮さんのいか明太に近いですが、深い部分で確かな個性の違いを感じます。
ひろしょうさんのイカ明太は、味覚・食感の刺激をお供に、じっくりお酒と楽しみたい明太子です。
博多駅周辺でひろしょうさんのイカ明太を買うなら、博多駅１階・筑紫口よりの”デイトス”内にある明太子中心のセレクトショップ・博多銘品蔵デイトスグロサリーショップで入手可能です。
【イカ明太ランキング！】第３位！【やまや いか明太子】
第３位は、”やまや いか明太子”。
| 辛さ | ★★☆☆☆ 辛さはまったく感じない |
| うまみ | ★★★☆☆ 塩味が目立つ。白造りのイカ塩辛のような感じ |
| 食感／歯応え | ★★★★☆ プルプル、プリプリ、非常に食感が良い |
| イカ感 | ★★★★☆ イカ感高い。新鮮なイカ刺しを食べているような感覚が味わえるかも |
| 総合評価 | ★★★★☆ 柚子の気品ある香りと極上の食感。本格派の風格漂うも、明太子感は希薄。 |
| メーカー | やまや |
| 商品名 | いか明太子 |
| 値段 | 1080円（税込） |
| 内容量 | 120ｇ |
| 1gあたり円 | 9円 |
| 販売時の状態 | 冷凍 |
| 賞味期限 | 冷蔵14日 |
| イカの産地 | 不明 |
| イカの種類 | 不明 |
| イカの部位 | 不明 |
ひとくち口に入れてみると、、、
おお、これは！なんと爽やかな香り。柚子？柑橘系の香りの主張がかなり強い。
辛さや粒感といった明太子感はほとんど感じない。
逆に、まるで新鮮なイカ刺しを食べているかのような、イカの身のフレッシュさを感じる！
上品で美人、イイ香りがしてかつ、どこか儚さをも湛えた、明太イカ。
酒のアテや、オンザライスで豪快にかきこむ、というよりは、大切に少しずつ食べたい味わい。
博多駅周辺でやまやさんのイカ明太をゲットするなら、以下の２つの選択肢が確実です。
博多阪急地下1階の食品売り場か、または名店街・マイングの明太子通り。ここではマイングのほうを紹介します。
【イカ明太ランキング！】第２位！【 稚加榮 いか明太子 】
第２位は、” 稚加榮 いか明太子 ”。
| 辛さ | ★★★☆☆ 辛味それほど感じない |
| うまみ | ★★★★★ ガツンと強く主張してくるうま味成分 |
| 食感／歯応え | ★★★★★ 歯応え強い、ポリッポリッと咀嚼する音が他に聞こえるほど |
| イカ感 | ★★★★☆ 歯応えも相まって、イカを食べてる実感は強い |
| 総合評価 | ★★★★☆ 旨みが強く歯応えも良し。酒のアテに最適か |
| メーカー | 稚加榮 |
| 商品名 | いか明太子 |
| 値段 | 972円（税込） |
| 内容量 | 130ｇ |
| 1gあたり円 | 7.5円 |
| 販売時の状態 | 冷凍 |
| 賞味期限 | 冷蔵14日 |
| イカの産地 | モロッコ産 |
| イカの種類 | モンゴウイカ |
| イカの部位 | いか耳 |
口に入れると…すぐさま、うま味の塊りがゴゴゴーッと押し寄せてきました。
この強い旨味は、昆布の旨みか何かか？と思い後でHPで調べたところ、どうやら鰹節の仕業のようです。
水分が少なく個体状に近い状態のため、旨みもより一層、濃厚に凝縮されているように感じます。
そしてイカの歯応えが、凄い。完全にポリポリ系。イカの耳のみを、使っているそうです。
軟骨のような身の歯応えに、鰹節のパンチの効いた旨み。これは一度ハマると、ヤバイヤツかもしれません。
稚加榮 いか明太子は、博多を代表する料亭が作った、酒が止まらなくなる可能性のある逸品なのでした。
博多駅近くで稚加榮さんの商品を買うなら、博多阪急B１階の店舗か、またはお土産屋さん街のデイトスの店舗で。
こちらは、博多阪急B１階の店舗の写真です。
【イカ明太ランキング！】第１位！【ふくや あえもの明太子いか】
そして栄えある第１位は……、” ふくや あえもの明太子いか ”。
| 辛さ | ★★☆☆☆ 辛さ控えめ、むしろまろやかなイカの甘みを感じる |
| うまみ | ★★★★☆ 明太子そのものの旨みがしっかりしている |
| 食感／歯応え | ★★★☆☆ かなり柔らかい。プリプリと、ゼリーみたい |
| イカ感 | ★★★☆☆ イカ感よりも明太子感が優位 |
| 総合評価 | ★★★★☆ ふくやお馴染みの明太子の味わいに、イカの甘みがバランスよく調和している |
| メーカー | ふくや |
| 商品名 | あえもの明太子いか |
| 値段 | 756円（税込） |
| 内容量 | 140ｇ |
| 1gあたり円 | 5.4円 |
| 販売時の状態 | 冷凍 |
| 賞味期限 | 冷蔵10日 |
| イカの産地 | タイ又はインドネシア又はその他 |
| イカの種類 | コウイカ類のカミナリイカ（紋甲イカ）を使用。 |
| イカの部位 | 不明 |
口に入れるとたちまち、明快な美味しさを感じます。
馴染みのある、いつか食べたことのある、あのふくやの明太子の味。
イカはプルンプルンとゼラチン質のような柔軟さ。
明太子とイカが十分に絡み合い、調和してハーモニーを奏でています。
これぞ明太子、という想像どおりの安心出来る味に、たっぷりくるまれたイカたち。
これを嫌いな人いないんじゃないか、と思えるほどの、誰もが好きな味。絶妙なバランス。
ふくやさんのイカ明太は、イカ明太界のスタンダード、といえるでしょう。
博多駅周辺には、ふくやさんのイカ明太を取り扱っているお店は多くあります。
確実なのは、以下の直営店2店舗であれば、おそらく確実に取り扱いがあるでしょう。
これ以外にも、博多駅構内各所にあるお土産さんでも取り扱っていることが多いので、比較的簡単に購入することが出来ます。
【イカ明太ランキング！】まとめ：イカ明太はお手頃かつ美味しくて、喜ばれること間違いなし！
イカ所長以上、イカ明太ランキングを発表させて頂きました。
お酒に合うものや、ご飯のほうがより合うもの、あるいは単独で食べたいもの。
辛さや食感も様々ですので、贈る相手の食べるシーンを想像して、最適なイカ明太をチョイス出来ればもう、イカ明太の達人です。次回の博多土産は、イカ明太で、間違いなし！
では、今日はここまで。
最後まで読んでいただき、誠にありがとうございましたくコ:彡
