私・イカ所長がさんざん主張しておりますのが、ヤリイカの活き造りとは食の総合エンターテイメントなのだ、ということ。
特に最近では、このヤリイカの活き造りを高度な凍結技術により、驚くほどのレベルで再現した商品がチラホラ登場。博多や呼子のお店に行かずとも、かなーり美味しいヤリイカ活き造りが食べられるのです。
そこで私は考えました。
BBQやそうめん流しのように。ヤリイカの活き造りも、やっぱり外でやると楽しいしウマいんじゃない…!?
そんな仮説を実証するために、イカを持ってお山に出掛けてみることにしました。
【アウトドアでヤリイカ活き造り】目指すは絶景で有名・福岡県糸島市の立石山。たった15分のお手軽登山ルート。
ヤリイカ登山はイカ所長としても、今回がはじめての経験。
失敗せぬよう、初回は時間短め・難易度低、というコースにしときます。
というわけで、糸島市の立石山。標高は210mという低山ですが、程々に岩場なんかもあって楽しいのと、何よりも玄界灘を臨む絶景が凄いんです。
芥屋海水浴場から登る最も一般的なルートは、40~50分程度で登れるお手軽なコース。それよりもさらにお手軽な、わずか15分で登れてしまう登山ルートがあるのです。今回はそちらを利用することにします。
南側登山口の登山道入り口。そばに駐車スペースがあり、4~5台くらいは停車出来そうです。
涼しい朝に活動するのが好きなイカ所長は、まだ夜が明けぬ暗いうちから、登りはじめます。途中の登山道から、下界をパチリ。
【アウトドアでヤリイカ活き造り】これで間違いない。冷凍イカのチョイスと調達。
さて、お山に持っていくイカのチョイスについて、触れておきます。
結論から言うと、選んだのは博多 魚蔵さんの冷凍イカ姿造り。
選んだ理由は、ざっと以下のとおりです。
- めっちゃ美味しい
- 取り扱いが簡単で外でも難儀しなさそう
- オマケで付いてた焼網がアウトドアに合いそう
詳しいレビューは、よろしければ下の関連記事からどうぞ。
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【アウトドアでヤリイカ活き造り】イカをどう持ち運ぶか、それが成功のカギ。
では、お出かけの準備です。
自宅から登山口まで車で向かい、そこから山頂まで歩く、という行程。かなり長めに見積もって、トータル2時間。
それまでに冷凍イカが解凍してしまって鮮度が落ちないように、という点に留意していきます。
こちらの冷凍イカ姿造りを…
100均で買ってきた、大きめの保冷バッグに入れて…(保冷剤などは何も入れずに)
そしてクルクルッと三つ折りにして輪ゴムでパチリと留めると、割としっかり外気を遮断するシステムが出来上がりました。
そして登山口から15分程度歩いて無事、山頂に到着しました。
実際に、約1時間30分後にお山の上で取り出してみたのがコチラ。
まだ概ね凍った状態。すこーしだけ、解凍されている箇所もありますが。
なので、ここからさらに解凍していきます。
山の上なので当然、水道の蛇口もありません。ペットボトルの水を掛けて、3~5分程度待ちました。
よし、あとは袋から出して、頂くのみ!
【アウトドアでヤリイカ活き造り】大空の下、そよ風を感じながらイカ活き造りを食べて、大自然そして宇宙と一体になった
ちょうど、夜明けどき。
日の出とほぼ時を同じくして、イカが良い具合に解凍されました。
ではここから先、ヤリイカ姿造りのグラビア写真に、しばしお付き合いをお願いします。
【アウトドアでヤリイカ活き造り】イカの住む玄界灘を見下ろしながら、絶品イカの塩焼を喰らう。
すみません、ちょっとやり過ぎたかもですね。
美しくて夢中で写真を撮った後は、とても美味しくお刺身を頂きました。
解凍具合も絶妙な加減で、コリコリでじゅわっと甘みが溢れ出ました。
そしてお刺身を頂いたあとは、残った身も余すこと無く、頂いてまいります。
アウトドア用に小さくハサミでカットした、愛用の100均まな板が大活躍します。
忘れないようにしたいのが、調理用の手袋です。これがあると汚れもニオイも全然気にならない。
加えてウェットティッシュがあると、サッと汚れを拭き取ったりするのに便利です。
ナイフと包丁の代わりに、ハサミを持ってくるとラクでいいかもしれませんね。
ではヤリイカをアウトドアで楽しむための、持ち物リストをまとめてみましょう。
- 冷凍ヤリイカ姿造り
- 薬味・調味料(刺身醤油・わさび・塩)
- 箸・紙皿×人数分
- 焼き網
- キャンプ用バーナーor卓上コンロ(ガス缶忘れないでね)
- まな板&ナイフ(ハサミで代用可)
- 保冷バッグ(大きめのもの。100均でOK。)
- ビニール袋…2枚(ゴミ捨て用と、洗い物を入れる用)大きめのジップロックだと封が出来て便利。
- ナイロンまたはゴム手袋…2枚
- ウェットティッシュ
身に軽く塩をふり、焼いていきます。
魚蔵さんの冷凍イカに付いてた焼き網を使います。コレは非常に嬉しいな。
登山で使うアウトドア用のバーナーを使いますが、お鍋などに使う卓上コンロでも代用出来るかもしれません。その場合、風の当たらない場所で使うのが良いでしょう。
下足と、志摩の海岸。
イカの焼ける香りがもう、たまらない!
むわーーー、ウマいっーーーーーーーー!!
外側がコンガリ中はふっくら。新鮮なイカは、お餅みたいに焼けるのだ。
山上で玄界灘を眼下に見下ろしながら、玄界灘の恵みそのものであるヤリイカを頂く幸せを、十分満喫しました。
改めて、少しばかりゆっくりと海を眺めては、新鮮な朝の空気と潮風を胸いっぱいに吸い込み、ボチボチ下山することとします。
下山する頃にはお日様も高いところに移動し、日差しも強くなり始めました。
転ばないように注意しながら。
登りは15分程度。下山はもはや、10分も掛からない程度ですが、登山の雰囲気は十分に味わうことが出来て楽しいですよ。
【アウトドアでヤリイカ活き造り】まとめ:簡単!楽しい!美味しい!バエる!…アウトドアで活き造り、凄くイイんじゃない!?
BBQやそうめん流しのように。ヤリイカの活き造りも、やっぱり外でやると楽しいしウマいんじゃない…!?
…という仮説を実証するための、今回の立石山登山でしたが、十分な実証が出来ました。
ヤリイカの活き造り・オン・ザ・マウンテン、大成功。
美味しいわ楽しいわで最高でしたが、ひとつ、足りないものがありました。
それは、酒!
ヤリイカを外に持ち出すならば、ビール、または日本酒、または焼酎などを熱烈に欲してしまうことを、覚悟しておくべきです。
お酒も持って出掛けるとどうなるのか…その辺も今後、しっかり研究していきたいと思います。
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では、今日はここまで。
最後まで読んでいただき、誠にありがとうございましたくコ:彡